趣味の世界

趣味の世界：登山：北アルプス　五竜岳(2,814m）
2010年8月1日～8月2日


①8/1 八方アルペンラインに乗車	②グラートクワッドリフトを降りると大勢の人	③木道の左右は高山植物のお花畑

④八方池	⑤扇雪渓で昼食	⑥丸山ケルン

⑦唐松頂上山荘から鎖場の鋸尾根の連続	⑧鞍部から五竜山荘まで霧中の登り	⑨宿泊した五竜山荘から見る夕日

⑩8/2 山荘から見る五竜岳、頂上をめざす	⑪昨日登って来た鋸の八方尾根を眺める	⑫五竜岳(2,814m)登頂記念

⑬五竜岳から、遠見尾根を下山へ	⑭お花畑	⑮下山途中に見る雪渓

⑯小遠見山（2,007m）山頂	⑰さらに地蔵の頭からアルプス平へ	⑱ロープウエイでとおみ駅に到着
五竜岳登山（2010年8月1日～8月2日）　白馬に登って9年が経つ今年6月、絵の会（和泉会）11人で白馬村にスケッチに来た。その時ペンションの奥さんから「白馬五竜も100名山で、すぐ近くにロープウェイがある」こと聞いた。その後夏山登山に間ノ岳、五竜岳を検討したが、五竜岳に決め、天気予報を見ながら8月1日の日曜日に決行した。　車で中央道豊科ICから八方駅に着いたのは7:45、ゴンドラリフトを3つ乗り換え、8:45第1ケルン（標高1,850m）に到着し、登山を開始。　日曜日とあって、沢山の行楽客が、高山植物のお花畑や、ハイキングを楽しんでいた。八方池までは、木道や歩き易い道であり、石が高く積まれた第1、第2、第3ケルンが風景の中に溶け込んでいた。私も以前白馬に登山した時と同じように、今回も花の多さに感心し写真を撮りながらハイキングを楽しんだ。11:30扇の雪渓に到着。沢山の人が休んでいたので、我々も休息し昼食を取った。昼食後、唐松岳まで進む。扇の雪渓、丸山ケルンで大半の人がそこから引き返し、唐松岳まで行った人は少なかった。　霧が立ち込めて来たので、唐松岳山頂に登るのを止め、我々２人は八方尾根の鞍部に向った。予想していなかった断崖絶壁の鎖場に遭遇し、一瞬「引き換えそうか！」と思ったが、「進むしかないと」決心し、鎖を頼りにゆっくり岩場を渡り、5～6箇所登り下りの続く鎖場を、2時間かけて八方尾根の一番低い鞍部に到着した。ここからは延々と登りが続き、霧は深くなり水滴が衣服に付着するようになり不安で有ったが、すれ違った男1人、次の男1人、また次の男女３人組に出会い、少しホットしながら、16:00ついに五竜山荘に到着した。　7時間半の登山はさすがに疲れた。山荘で宿泊の手続きをし、布団に寝転がり休んでいたら、うそではないかと思うほど霧が晴れ、美しい夕日が見られた。ほんとうにラッキーである。　翌日は快晴、日の出は山に掛かるので見るのは諦め、1番組に並び朝食を取り、5:30いよいよ五竜岳に登る。登山途中に昨日登ってきたノコギリ状の八方尾根が見られ、1時間10分をかけ頂上に到着。五竜岳山上では、晴れた空にきれいに鹿島槍ヶ岳と立山が見られた（写真ライブラリをご覧下さい。）後から登ってきた人にシャッターを押してもらい記念写真を撮る。　五竜山荘まで下山し、遠見尾根を下山することにした。急な長い下りが続いたが、雪渓のある風景、きれいなお花畑、登ってきた五竜岳を観賞しながら小遠見山（2,007m）を経て地蔵の頭に到着。更にアルプス平まで歩き、テレキャビンに乗り13:40とおみ駅に到着した。　足はクタクタに疲れたがついに五竜岳、八方尾根を走破した安堵感、満足感を味わいながら温泉で疲れを流し、帰路に着いた。

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