趣味の世界

趣味の世界：登山：中央アルプス　蓼科山(2,530m）
2011年8月17


①8/17 蓼科山登山口駐車場の案内図	②熊笹の覆う登山道	③ダケカンバの険しい登り道

④薄雪草（別名エーデルワイス）	⑤風知草の多い登山道	⑥頂上に近づくにつれ、霧が発生

⑦秋のキリンソウ	⑧霧と風の強い山頂への岩場道	⑨タデの花

⑩所々にコケモモも見られた	⑪蓼科山(2,530.3m)登頂記念	⑫蓼科神社奥宮

⑬時々霧を吹き飛ばして見える山頂	⑭蓼科山頂ヒュッテで昼食をとる	⑮下山前にもう1枚記念写真

⑯山頂付近の岩場から霧間に見えた下界	⑰中腹から見えた下界	⑱やっと降りてきた熊笹道
蓼科山登山（2011年8月17日）　昨年NHKのテレビで蓼科山登山を放映していた。余り高くなく良い１００名山の印象を受けた。今年どこに登るか検討中に、奥方からテレビで見た蓼科山に登りたいと話が出た。本で調べると２,５００ｍの高さで、蓼科山登山口駐車場から2時間半の登りと書いてあった。　今年は台風の影響で7月末、8月初めは天候悪くお盆の終わりを狙っていたが、8/17日は晴れ、18日午後より曇り、19日は雨の天気予報なので、8/17に登山することを決めた。　カーナビで蓼科山登山口を指定できず、一旦茅野駅に立ち寄り、道路標識を見ながらの蓼科山登山口へ到着は9:30であった。　駐車場に車を止め10:00に登山開始。熊笹の覆う登山道はかなり長く続き、次第に登りの急な道になって来た。ダケカンバの林、薄雪草や針ぶきを見ながら登る。そのうち、熊笹は無くなり風知草が多くなり、道も岩の登りがかなり険しくなってきた。若いお父さんと小さな男の子が先を登っていたが、追いつき「何歳？」と聞くと「5歳」と答え、「車山に登り今度が2度目の登山、登ったらおもちゃを買ってやる予定」と若いお父さんが話してくれた。道を譲られたので追い越して先に行く。　そのうち更に岩道は傾斜がきつくなり、霧が出てきた。降りて来る人に何度も出会い、「山頂の天気はどうか？」と聞くと「風が強く、霧が真っ白で何も見えない」とのことであった。山頂に近づくにつれお話の様な天候になって来た。岩もゴロゴロと大きくなり、風も強くなってきたが予定より30分遅れで１３：１０到着。たどり着いた山頂は霧で、やはり何も見えなかった。　山頂の岩場で休息していると、若い男の子と家族が登ってきたので、2人でカメラのシャッターを押してもらい記念写真を撮る。その後蓼科神社奥宮を拝み、蓼科山頂ヒュッテでのベンチを借り昼食をとる。1泊する予定であったが、天候も悪く時間も早いので、日帰りで下山することをきめた。　昼食後小さな登山記念品を買いながら、ヒュッテのオーナーに「天祥寺原経由で降りる積りなのだが、どれくらい時間がかかるか？」と尋ねると「天気も悪いので景色も見えないから、登って来た道を下りた方が、時間も1時間位違うよ！」とのことであり、登ってきた道を下山することにした。　「登りで会った5歳の男の子はどうしたろう、こんな急な道では登れなかったのだろう」と奥方と話しながら、険しく長い道を下りていった。時折、風で吹き飛ばされる霧の合間に、下界の風景をかいま見ることができたのが救いであった。下に降りるに従い、天気は良くなってきた。　足をくじきそうになりながら、１７：３０に蓼科山登山口駐車場に到着した。出発時２０台位あった車は２台しかなく、３０分後に残りの１組が到着した。車で途中温泉に寄り、疲れた体を癒しながら、今年も１００名山の登山を達成でき安堵した。

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